工事不要なタンク式の食洗機を導入したいけど、
- 賃貸でキッチンが狭いから設置スペースが小さくないと置けない
- ドアを大きく前開きするための場所がとれない
- 蛇口から給水口までが遠くて給水するのが面倒
- 転居したら分岐水栓で給水したいため今タンク式を買うべきか悩む
これらの悩みから、食洗機の購入を諦めていませんか?
そんなタンク式のデメリットを解消した食洗機が「パナソニックの食器洗い乾燥機NP-TSP1」です。
私は賃貸でキッチンは広くなく工事なしで使用したかったため、タンク式を希望していました。
はじめに述べたような悩みを部分的ではなく全て解消できたため食洗機の導入に踏み切れ、毎日の食器洗いから解放されました。
容量は4人分入るとされるため3~4人では毎食後使用したり、1~2人であれば1日分入れてから使用したりと人数に合わせた使い方が出来ます。
家庭で使用する食器はメーカーの見本の食器とは異なりイメージほどは入らないため、少人数家庭も食洗機は人数以上のサイズでちょうど良く感じると思います。
大容量ながら無駄が少なくスリムなパナソニックの食器洗い乾燥機NP-TSP1を紹介していきます。
商品紹介
タンク式のデメリットを解消してくれるおすすめの食洗器は、パナソニックの食器洗い乾燥機NP-TSP1です。
こちらは21年11月にスリムタイプで分岐水栓不要なタンク式の食洗器として、発売されたモデルになります。
約4人分の食器が入るファミリータイプで、本体と壁との隙0.5cm含めても奥行き36.7㎝以上あれば設置できるとされています。
下側に給水口が本体から少し出るように付いていて、その少し上に操作ボタンが横一列に並んでいます。
ボタンの上には開閉用ドアがあり、車のバックドアの様に上に開くようになっています。
このドアの開閉時の可動分として、上側に関しては本体と壁との隙0.5cm含め奥行き43.8cm以上必要となります。
おすすめポイント
一般的なタンク式食洗機のデメリットとして、
- 幅・奥行・高さが同じような寸法で、設置場所をとる割に2、3人分とあまり入らない
- 設置できても、ドアが前開きで蛇口に当たる
- 給水口が上にあって、水を汲んでからの導線が長い&入れにくい
- 分岐水栓に対応していないものは、製品の寿命までタンク式
などがあると思います。
これらはどれか1つクリアしたら良いわけではなく、どれも併せて解消したい悩みだと思います。
パナソニックの食器洗い乾燥機NP-TSP1はそんなデメリットを解消してくれるため、ポイントを1つ1つ紹介していきます。
設置スペースが小さい
1番のおすすめポイントは、スリムタイプで設置時に奥行き幅を取らないことです。
シンク横に置く場合、奥行き幅が狭いほどカットスペースやシンクを少し塞ぐなどのちょっとした工夫で置ける可能性がグッと上がるためです。
賃貸だとそもそも食洗機を置くスペースを想定されないことが多いため、横幅や高さは案外問題なくても奥行きがあって断念することが多いと思います。
製品サイズ確認は寸法を見る際は本体だけでなく、設置時最大どれだけの幅を取るか正しく読み取ることが重要ですので寸法図をきちんと確認しましょう。
タンク式で奥行き幅がスリムというだけでも数が多くはないため、設置スペースが小さいのはとても大きなポイントになります。
ドアが上開きで位置が高め
設置時と同じく省スペースに関してもう1点おすすめポイントは、食洗機のドアが上開きで位置が高めなことです。
上開きだとドアの開放中に食洗機手前の場所を取らず、さらに上に開くドアの位置が高いことで蛇口に当たって置けないという可能性が減るためです。
タンク式に限りませんが前開きタイプはドアを開放時に扉のサイズ分スペースが必要になるため、本体奥行きに加えてかなりのスペースが必要になります。
しかし、食器洗い乾燥機NP-TSP1では可動時と上側のスペースを考慮する必要があるものの、近くにあると想定される蛇口は避けやすくなっています。
私の家では蛇口よりドアの位置が高く、開閉が蛇口の邪魔をしませんでした。
給水口が正面下側についている
タンク式の手間である給水を楽にするおすすめポイントは、給水口が正面下側についていることです。
給水カップを使用する場合や蛇口にホースを付けて給水する場合どちらでも、給水口位置が確認しやすく蛇口から近い分動線が短く済むためです。
分岐水栓が一番楽なのは分かっているけど、様々な事情で置くだけで使える食洗機が欲しい人もいると思います。
毎日の繰り返し作業は少しの動きを減らすことで楽になるため、位置が近いのは大きなポイントです。
とは言っても付属の給水カップが2Lなのですが、女性の私には満水にすると重くて少量にすると汲む回数が多く少し面倒でした。
我が家は蛇口にワンタッチでホースを取り付けられるようにし、給水時にホースを接続して給水することで力入らずの時短簡単給水になりました。
取り付けるためのパーツとホースは合わせても、数千円で購入可能で取り付けも簡単です。
購入時はご家庭の蛇口サイズと製品の適合蛇口サイズがあっているかを確認して選びましょう。
もちろんホースも、使用時に必要な長さが足りるかを確認しましょう。
分岐水栓にも対応
タンク式か分岐水栓かで悩む場合のおすすめポイントは、分岐水栓にも対応していることです。
転勤や一軒家購入など転居で分岐水栓できるかが変わる可能性がある場合でも、住む場所に合わせてタンク式と分岐水栓を使い分けできるからです。
卓上型食洗機の寿命は約5年~7年とも言われているため、その間で家族構成の変化や仕事などで引っ越す方も少なくないと思います。
断水など水道から水を引き上げられない場合にも、電気が通っていればタンク式は水を注いで使用できます。
私の場合いつまで同じ場所に住むか分からないのと、工事の費用と手間で購入を渋っていたためどちらにも対応した2WAYタイプにしました。
使用した感想
おすすめしたいポイント4つ以外の使用感についてですが、
- 形状に大きな丸みがなくスペースに無駄が少ない
- ピン形状が食器の位置をしっかり保つため倒れにくい
- 使用中の音は40dB前後で、ある程度音はするがうるさく感じない
- 残さいフィルターの取り外しが簡単なため、手入れがしやすい
といったようにとても気に入っています。
あえてデメリットとして挙げるとしたら、タンク式の時点で仕方がないですが給水カップでの給水は重く、繰り返し入れるのが手間に感じました。
そのため、分岐水栓でない場合はホースの使用をおすすめします。
まとめ
タンク式のデメリットを解消した食洗機「パナソニックの食器洗い乾燥機NP-TSP1」についてご紹介してきました。
お手頃なタンク式食洗機も多いですが、省スペースで済み大容量で工事不要が揃う食洗機は多くありません。
購入時は高い買い物と感じるかもしれませんが、毎日の食器洗いの時間を他のことをする時間に回せます。
仕事や育児に追われて忙しい方こそ、時短家電は導入すべきアイテムだと思います。
少しでも導入したいと思った方は、スペースを測るだけならタダですのでぜひ確認してみてください!
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