掃除機かけで次のようなことを感じたことはありませんか?
- コードで移動範囲に制限があることや、絡まるのが面倒だと感じている方
- キャニスター型で本体が重くて引き回すのが大変な方
- 使用する範囲が広くなく、お掃除ワイパーのようにサッと使いできる掃除機が欲しい方
このような方におすすめしたいのが、マキタのコードレス掃除機です。
とても前に発売されたモデルでありながら、現在も価格.comで掃除機のカテゴリで上位にいる商品です。
私は安い標準的なキャニスター型の掃除機の時は全然使用しませんでしたが、今では気軽にサッと掃除掛けをするようになりました!
使用して気に入っている点とイマイチな点を踏まえて具体的にどんな方におすすめしたいかご紹介していきます。
「掃除をしたい気持ちはあるけどいつも腰が重いよ~」という方は是非読んでみてください!
製品概要
〈画像元:マキタ〉
マキタ コードレススティック掃除機 CL107FDSHW (1.5Ah)
- バッテリ-電圧10.8Vのスライド式バッテリ仕様で、約22分の急速充電
- バッテリ含む本体重量1.1kgの軽量ボディ(ノズル,パイプ除く)
- パワフル&強&標準のモードをワンタッチスイッチで切り替え可能の簡単操作
- 連続使用時間は、パワフル:約10分 | 強:約12分 | 標準:25分
- 吸込仕事率は、パワフル:32W | 強:20W | 標準:5W (1.5Ah満充電相当時)
- 紙パック式で手を汚さず簡単ごみ捨て可能(※サイクロンアタッチメントについては後述あり)
こちらは総合電機工具メーカーであるマキタが販売するコードレススティック掃除機です。
パイプ・ノズル付きで寸法は長さ960mm×幅112mm×高さ150mmとなっており、ノズル部分が垂直に立つため幅を取らず収納できます。
別売りにはなりますが、紙パックの交換の手間を減らしたい方やランニングコストを抑えたい方におすすめのアイテムを合わせてご紹介します。
マキタ サイクロンアタッチメント
クリーナー自体は紙パック式になりますが、サイクロンアタッチメントを取り付けることでゴミを遠心分離しダストケースに溜めるため、紙パックのごみ捨てを減らし吸引力を長時間維持できます。
こちらはクリーナ本体とパイプの間に挟むだけの簡単取付けで、質量も0.35kgと取付けても重さはあまり変わらないため取付けをおすすめします。
使用感
気に入っている点
私が気に入った点は、以下3点が揃っていることです。
- コードレス式
- スティック型
- 軽量
以前キャニスター型の掃除機を使っていた時は、次のような手間が多かったのが悩みでした。
- 移動するたびに重い本体を引き回す
- コードが届かなかったら近いコンセントへ差し直す必要がある
あちこち掃除していたら、本体をひっくり返したりもしていました(笑)
こちらの掃除機は(1)コードレス式であり(2)スティック型でもあることから、
- コードを出し入れする手間や使用時の移動範囲の制限がない
- 移動時に重たい本体を引き回す必要がない
と移動が簡単となり掃除のハードルをとても下げてくれました。
これら2つと合わせて重要なポイントが、最後の(3)軽量であることです。
スティック型には重心が上と下の2タイプありますが、掃除機の重心が持ち手に近いほど移動時など上げ下げの動作がしやすいと思います。
しかしスティック型とキャニスター型で比べると、モーターの位置が前者は手元に後者は本体部分になります。
そのため手元の重さだけ言えば、どうしてもスティック型の方が重くなってしまいます。
そのため、パイプやノズルをつけても重量1.5kg程度と大変軽量であることは、スティック型の手元の重さを軽減する意味でも大きなポイントになります。
この3つが揃うことで移動の手間が省けるかつ、あまり力のない私でも軽く扱えるため気に入っています。
はじめて1.5kg程度の掃除機を持った時には、軽さにきっと驚かれると思います!
イマイチな点
私が使ってイマイチだと感じる点としては、ゴミの回収力が高くはないという点です。
「えっ!きちんとゴミは回収できるの?」と思われたかもしれませんね。
これには「吸込仕事率」と「ノズルのタイプ」が関係しているので、1つずつ説明していきます。
吸込仕事率
スティック型のモーターの重さは掃除機の重心が上であれ下であれ手で動かす部分にかかるため、キャニスター型のように引き回す大きくて重いモーターにはできません。
さらに、モーター部分が小さくなり軽量になればなるほどパワーは弱くなっていくのが一般的です。
そのため、たとえ強い吸引力をうたう商品であってもスティック型の時点で、一般的には標準的なキャニスター型の吸込仕事率には敵いません。
これまでキャニスター型を使用している方には、この吸い込む力の差が特に感じやすいかもしれません。
とは言え私が何カ月も使用してますが、床のほこりや髪の毛に食べカスなど基本的なゴミは問題なく吸え、カーペットに落ちているゴミも吸い取れます。
カーペットに関しては吸い付きすぎると掃除掛けが大変なので、力のない方には丁度いいかもしれません。
ノズルのタイプ
ノズルの吸い込み部分は、小型モーターや吸い込む空気の力で回転するブラシが付いているものや回転しないブラシがついている物などいくつか種類があります。
この掃除機はとてもシンプルで回転ブラシがないタイプのため、カーペットに沈んでいたり絡みついたごみを掻き出す力は弱いです。
カーペットの細かいゴミまでしっかり掻き出したいという方には、モーターの力でブラシを回すタイプのノズルをおすすめします。
掃除しやすさ or より高い性能
「吸込仕事率」と「ノズルのタイプ」2つの点からみて、ゴミを回収する力はあまり高くはありません。
吸引力の目安として私の日常使用範囲では、以下のような場合あまり吸えていないと感じます。
- ノズルがきちんとゴミの上を通っていないとき
- カーペットの織り目に入り込んだ髪の毛
私としてはどこまで綺麗に掃除できるか以前に、掃除自体が面倒ということが課題でした。
同じように感じている方も気軽に掃除ができる環境づくりにより、こまめな掃除掛けができて部屋のゴミも溜まりにくくなります。
そのため、次のように目的に合わせて掃除機を選ぶのも一つの選択肢だと思います。
- 掃除しやすさ:紹介したマキタの掃除機のような軽くて使いやすいもの
- 掃除機として高い性能:吸込仕事率とノズルタイプにこだわった製品
注意ポイント
購入場所
1万円を超えるような家電ということで、実際に見てみたい方も多いかもしれません。
しかしマキタは電機工具メーカーということもあり、家電量販店の店頭にはほぼないとの声がネットでも多いです。
私も何店舗か行きましたが、見つけられませんでした。
現在ではYouTubeで動画を上げている方もいるため、実際の動作やサイズ感のイメージが湧きやすくてとてもおすすめです。
組み立て時
とてもシンプルな掃除機ですが、1つ組み立て時の注意点があります。
それは本体にアタッチメントやパイプをセットする際は、回しながら押し込むようにすると引き抜けにくくなるということです。
私もはじめの方はただまっすぐ押し込むだけでセットしましたが、掃除中に毎回引っこ抜けていました(笑)
しっかり押し込んだつもりでも外れやすく、引き抜けて本体から下が床に倒れてしまうのが少しストレスでした。
しかし、回転させながら押し込むとよりしっかりセットされ、引き抜けることもほぼなくなりました。
また、そういった接合部は使っているうちに隙間にゴミが入り込んでしまいます。
定期的に分解して接合部のほこりや塵をふき取ることで、パイプ部分のすり減りも抑えられるためお手入れすることをおすすめします。
まとめ
一人暮らしのように使用範囲が広くなく、掃除掛けが面倒な方におすすめする掃除機をご紹介してきました。
掃除機選びにおいて性能はもちろん大事ですが、掃除が面倒な人にとってはまず掃除機を手に取ろうと思えるかが大事だと思っています!
お掃除ワイパーも簡単ですが、カーペットの上のごみは吸い込むか粘着テープでないと回収ができません。
さすがにお掃除ワイパーほど軽量ではないですが、そのくらいの手軽さで掃除機を使いたい方の参考になりましたら嬉しい限りです。
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