こんにちは、会社員なもたです。
長い人生の中で結婚・出産などのイベントや、車やマイホーム購入、更には老後などこれらを考えると
- 今の貯蓄で足りるだろうか
- もっと貯蓄をしておかなければ
そんな風に貯蓄のことが頭によぎると思います。
とは言え、
将来に備えて貯蓄をしたいけれど、まずは何から始めたらいいのかな?
こんな風に考える方も少なくないと思います。
その時たとえば、
- もっと残業をしようか?
- 新しく副業をしようか?
- 今話題の投資をしようか?
など、さまざまなアイデアが浮かぶと思います。
しかし、貯蓄を始めるにあたってまず取り組むことは、使うお金(=支出)を減らすことです。
どんなに収入を増やしても必要のないものにお金をどんどん支払っていたら、貯蓄に回すための十分なお金を確保できないからです。
家計の中でも固定費は削減金額の予想が立ちやすく、貯めるイメージがしやすいので貯蓄しはじめの方におすすめです。
そこでこの記事では、私がこれまで固定費を見直した中で一番削減効果が高かった「スマホ料金の削減」についてご紹介します。
毎月のスマホ料金が月7000円以上浮いた!?
みなさんは毎月携帯の料金をいくら払っていますか?
私は学生時代から全然見直しをせず、「通信費は必要経費だから高くてもしかたない」と何も手を付けなかった結果、端末代を除いて毎月9000円弱を支払っていました。
20GBも使えるプランなのに、家ではWi-Fiを使用して毎月3GBも使わない始末…。
将来を考え始めた時「固定費を下げなければ」と重い腰を上げ、ようやく携帯料金の見直しを行いました。
私の場合は、
- 自分がよく利用する楽天経済圏の携帯会社
- ワンプランのシンプルな料金体系
- 専用アプリ利用で無料で通話できる(時間制限有)
の3点が決め手となって楽天モバイルを選びました。
その結果、
- 月額料金:980円(税別)
- データ容量:3GB以下
- 専用アプリ「RakutenLink」の利用で国内通話0円
こちらの範囲内に収まるため、月約7,000円以上減らすことに成功しました。
また様々な割引キャンペーンもあったため、機種を一括購入しても年間7万円以上携帯料金を節約できました。
さらに、それ以降の携帯代を概算すると年間約9万円も節約できる予想になります。
キャリア変更前に加入していたプランは現在もうありません。また、人によって契約プランも現在払っている携帯料金も異なるため、携帯会社を変更した人全員が同じ効果が得られるわけではありません。
しかし以前の私と同じく月8000以上かかっているという方は、格安SIMに変えることで月約5000円程度は削減できると思います。
このくらいであれば最安値を求めて調べ倒したり、品質やサービスを削りすぎることなく可能だと思います。
楽天モバイルだけでなく、3大キャリアの回線を借りて提供される通信サービスの格安SIMもあるため品質が気になる方にもおすすめです。(利用者が多い時間は、不安定になる場合もあります)
ここまで読んで「携帯代ってそんなに安くなるんだ!」と思った方は、
- 自分の現在の携帯プラン内容と金額を調べる
- 自分の利用範囲を把握して、必要なデータ量やサービス(5分かけ放題など)を明確にする
- 格安SIMの比較サイトや料金シミュレーションを利用し、自分の使用量に合ったプラン料金を調べる
これらをして変更前後の料金差を出してみてください。
「格安SIMの通信品質は大丈夫なのか」「手続きが面倒そう…」など色々不安要素もあると思いますが、調べるだけなら失敗も損もありません。
しかも3大キャリアの解約金の廃止もあり、より乗り換えしやすい環境になっています。
以前の私のように「必要経費だから仕方がない」と片付けず、
- 自分が何に対していくら払っているか
- 自分が使っていない必要のない物やサービスにお金をかけていないか
- 自分に必要な物やサービスの相場はどの程度か知り、見合った分を支払う
といった形で携帯料金を見直していくことが、無駄な支出の削減につながると思います。
貯蓄のために収入を増やすのは容易ではありませんが、携帯料金の見直しで新たに年数万円を貯蓄に回すことは可能です。
少しの作業と手続きで携帯料金を安くできますので、ぜひ検討してみてくださいね。
携帯を乗り換えるまでに感じたこと
メリット
これまで携帯に関する手続きは店頭で行っていたため、店頭に行く手間や営業時間の制約に待ち時間など時間を取るのが面倒でした。
しかし今回の乗り換えの手続きでは、
- 電話番号の引継ぎ(MNPの手続き)はネットに書かれた通りの順序でスムーズに完了
- 携帯の購入含めたプランの契約はネット上で簡単に済ませられた
このように、オンライン上で時間をかけずに契約含め手続きができた点が大きなメリットだと感じました。
必要手続きの順序については「格安スマホ_乗り換え_手順」のようにネットで調べると、簡単かつ分かりやすい情報サイトが多く出てきます。
事前にそれらのサイトを確認の上で始めると、スムーズに手続きを済ませられるのでおすすめです。
デメリット
私が大手キャリアから楽天モバイルへ変更することにデメリットも1点ありました。
キャリアメールのアドレスからGメールなどのフリーアドレスに変更する必要が生じたことです。
長年同じキャリアメールを使い続けていたため、多くのサイトやサービスの登録にキャリアメールを使用していました。
そのため、1つ1つメールアドレスを変更していくのがなかなか大変でした。
その反面、現在使っていないサイトやサービスを整理することができたので、そこに関しては良かったとも感じています。(笑)
楽天モバイルを使用して気になった点
楽天モバイルへの乗り換えで気になった点は2つあります。
1 電波が悪くて家の中で圏外になることがあった
携帯電話としては大きな問題です。
家の中で県外になっても、家にWi-Fiがあればネットには支障が生じません。
しかし、Wi-Fiがない外出先などで圏外になると非常に困ります。
たとえば、店内でQR決済が使えなかったときは、変えようと検討しました…。
しかし、その問題はすぐ起こらなくなったので、再度携帯電話会社を変更せずに済みました。
ネットで見ていると地域によっては電波のつながりが悪い所もあるそうなので調べて検討するか、他のキャリアの検討もしてみるといいかもしれません。
2 専用のアプリではなく標準の電話アプリで電話をかけてしまう
この問題は注意すれば回避できます。ただ、そのためには楽天モバイルの無料通話アプリ「楽天リンク」についてよく知っておく必要があります。
楽天モバイルでは、「楽天リンク」を使った国内通話料が無料になります。
しかしiPhoneの場合、相手からの電話は標準の電話アプリにかかってくるため、相手にかけ直すときは「楽天リンク」で発信する必要があります。
また、ウェブサイトからそのまま電話をかけてしまうと標準の電話アプリを使用してしまいます。
これらを忘れて何度か標準の電話アプリを使用してしまい、数百円余分にかかってしまうことがありました。
このように国内通話料無料になるアプリがあっても、使いこなせないと余計にかかってしまいます。
固定電話を持たない人が増えている中、LINEのような無料通話だけでは済まない方も多いかと思います。
オプションのかけ放題プランはキャリアごと価格や条件も異なるため、自分が日常使う範囲に合わせて選択することが大事だと思います。
まとめ
以上、携帯料金の削減についてご紹介してきました。
これまでも述べたように、人によってそれぞれ必要なデータ量や求める品質は異なるため、皆さん同じだけ安くなるとは言えません。
しかしたとえ毎月1000円程度であったとしても、年間12000円と大変大きな金額になります。
固定費の中で携帯代は削減できる額が大きい所でもあるので、ぜひ取り組んでみてください。
改悪が起こると批判も多いですが、企業側も商売のため何年たっても同じサービスが「一番便利で安い」ことはなかなかありません。
良いサービスが提供されているうちにそれを受け、改悪したらその時どうするべきかを考えていくことが無駄な支出を減らすうえで大事なことだと思います。
知っているだけでは家計を減らすことはできないので、「思い立った今」自分のプランの確認からしてみてください。
それこそが家計節約となり貯蓄への大きな第一歩になります!!
コメント